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2000年6月 3日 (土)

Hope the best, but expect the worst.

 最近たまに、『一体何をやっている会社なんですか?』と聞かれます。そのたびに答えに窮してしまうのですが、この会社は今のところ全く営業しておりません。ですから当然のごとく売り上げは0円(!)です。といっても、毎日遊んでいるわけではなく、ちゃんと(?)仕事はしています。営業もそのうち始めるつもりですが、現時点では事業を計画すると同時に、実現に向けて色々と工作している段階です。実はこのところ日々新展開しているのですが、この欄で実況中継するわけにはいかない事もあり、苦慮しています。

 元々ここは、ベンチャー企業の日常をお伝えしようと思って始めたのですが、やはり機密が重要な計画段階に実況中継するのは難しいですね。ごめんなさい。m(__)m

 そんなわけで、今回は恥ずかしながら、私がモットーとしている事について書いてみます。ここだけの話ですが、私は高校卒業くらいの時に、落合信彦氏の本に結構ハマっていました。落合氏はそのころ、今はもう廃刊になってしまった「GORO」(懐かしい!)に、『狼たちへの伝言』というコラムを連載されていて、私は雑誌を読んで結構好きだったので単行本も買っていました。ちょうど落合氏がアサヒスーパードライのCMに登場して、注目されている時でした。氏は、その著書の中で楽天的に生きることの重要性を説いていて、真の楽天家(optimist)とは決してノーテンキなだけの人間ではなく、常に最良の結果を望んで努力しているため、結果に対しては楽天的に割り切るという人間であると述べていました。そして人生における成功のkeywordとして、

  • Hope the best, but expect the worst.
    (最良の結果を望み、最悪の場合を予想しろ!)
という言葉が記してありました。この言葉は、「失敗するかもしれないとクヨクヨと悲観的に考えることは止めて、そんな暇があるならどうやったら成功できるかを徹底的に考えろ」という意味だと解釈しています。私はこれを読んでいたく感心し、今後はこのスタイルでやっていこうと思ったものです。

 しかしながら、それまで結構いいかげんに生きてきた私がこれを実践するのは非常に難しいものでした。確かにこの言葉の前半部分は、生来の気性からか簡単に出来るのですが、いかんせん後半部分を本当に実践するには、考えるだけではなく実際に地道な努力が必要です。その頃の私は努力が苦手だったので、なかなか実践できず苦労した思いがあります。もちろん現在でも十分に実践できているとは思っていないので、日々精進している次第です。

 起業本をはじめ、色々なところでも書かれていますが、やはり楽天家であるということは、起業家にとって必要な資質だと思います。リスクを自分で引き受けて独立する事は、普通の人にとってはかなりの心理的プレッシャーになるようですが、そんなこと無い、プレッシャーなんて全然感じないという方は、会社を興すのに向いているのではないでしょうか。四の五の言ってないでとにかくヤル。頭が痛くなるまでとことん考える。後は楽天的に構えて何とかする。そんな姿勢が重要だと思う今日この頃です。

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