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2001年4月12日 (木)

VBが這い上がるための要素は、やはり人

 最近、やっと色々な面で事業が動き始めたと実感しております。今振り返ると、昨年1年間は、事業アイデアや事業計画、技術構想等を充実させるための、ある種充電期間の役割を果たしたと思います。昨年の夏頃は、なかなか事業構想を理解してもらえず苦労した感がありますが、近頃は当社の構想を非常に良く理解していただける方と、お知り合いになる機会が増えました。

 こうして考えてみると、ベンチャー企業が這い上がるための要素は、やはり人だなぁと実感します。いかに、自分のアイデアや技術が優れていたとしても、それを周囲の誰もが理解できなければ、社会的な価値は無いに等しいのです。もちろん、陳腐な構想ではどうしようも無いのですが、優れたアイデアでも実現しなければ同様です。いかに、事業を実行できるだけの実力を持つ人達を味方に付けるかが、ベンチャー企業のキモですね。今頃こんな事を書いているあたり、去年の今頃は、その辺のことを全く理解していなかったのかもしれませんが、そこは結果オーライ、1年で理解できただけでもマシとしておいて下さい。σ(^◇^;)

 生意気を言わせていただければ、やっとインターネットを取り巻く状況が、私の構想に追いついてきたと言うことも出来ます。現在では、米国技術ベンチャーが、なぜ強力なのか良く理解できます。彼等は、日本で一般的に考えられているよりも、遙かに先の方を見ているのです。

 最近、日本でも話題になり始めたGroove Networksという会社は、ロータスノーツを開発した技術者が創業した、P2Pグループウェアの会社ですが、その創業は1997年です。日本では1997年(もう4年も前!)時点で、P2Pでグループウェアを創るという発想はおろか、P2Pがこんなに技術トレンドになると予想していた人は皆無でしょう。恥ずかしながら、その頃の私も全く考えていませんでした。まだ、学生でしたし・・・。

 ところが、米国ではノーツを開発した実績を持つ実力技術者が、いとも簡単に会社を辞めて、3年先の製品化を目指す研究開発ベンチャーを興してしまいます。このように、実力を持つ人が、そのレベルの人にしか見えないビジョンを道しるべに起業する。これこそが、日米のベンチャー企業に大きな差がついている理由だと思います。

 もっと技術者が世の中に貢献した方が良いのではないでしょうか。実力有るエンジニアは沢山いると思うのですが、あまりこの業界に出てきませんね。こんなチャンスは、これまでの日本にはなかったと思います。是非とも一歩踏み出してもらいたいモノです。

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