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2006年8月 4日 (金)

バッシングが起こる本当の理由は?

 昨日から世間及びネット業界を騒がせている亀田選手の試合結果だが、正直に言ってそれ程大騒ぎするほど「疑惑の判定」でもないと感じている。

 当日はいつもの通り仕事をしていたので、リアルタイムでは試合を見ておらず(ちょっとだけ社員保有の携帯ワンセグを見たが)、先に試合結果とネットでの風評を知ることとなった。

 帰宅途中の電車の中で、いつものように京ポンから2ちゃんの芸スポ板を覗いて見ると、すごい勢いでスレが消費されているので驚いた。詳細を見ようとしたらどれも「人大杉」で見れなかったのだが、スレッド名だけで判断すると、どうやら非常に不可解な判定で亀田選手が勝ったらしいということが分かった。しょうがないので他のブログとかを見ていたのだが、八百長とか書いているサイトがあるわあるわ。「こいつは非常に期待できる( ̄ー ̄)ニヤリッ 」、ちょっと天邪鬼な私はそう思って帰路を急いだ。

 翌朝6:50の新幹線で大阪出張だったので、本来ならば早く寝なくてはいけないところだが、帰宅して食事を済ませてから、HDDに録画しておいた試合中継をワクワクして見てしまった。ところがである・・・

ヲイヲイ、亀田選手は普通に強いではないか!

 1ラウンドこそ出会い頭のダウンを喫したものの、中盤はかなりポイントを稼いでいる印象であった。特に右のボディは非常に的確で相手にも効いていたし、その他のパンチも急所を的確に捉えており、攻撃面ではかなり上手い(チャンピオンに言う言葉ではないが)ように思われた。一方、ディフェンス面は、パンチを上手く避ける動きはあまり見られず、「上手い」と思うシーンは少なかったが、ガードが非常に固く、2ラウンド以降はクリーンヒットがあまり無かったように見えた。(まあ、ジョーを打ち抜かれることについては、初回のダウン以降警戒していたのだろう。中盤以降最終ラウンドまではガードが高かった。)

 終盤にスタミナが切れたのは恐らく減量のせいかと思われる。但し、あそこで強がって無謀な勝負に行かず、老獪にもクリンチで凌いだのは素晴らしい判断で、試合を大きく左右するファクターだったように感じられた。

 試合結果については微妙なところだが、個人的な感想ではどちらが勝ってもおかしくないレベルであったし、結果的にホームタウンディシジョンであったとしても、「疑惑」と連呼されるほどの問題ではないように感じた。週刊誌などに書かれている、放送のされ方や取り巻きの方々の問題はともかくとして、ボクシングの試合としてみる限りそれ程逸脱した内容ではなかったのではないだろうか。

 であるならば、どうしてこれ程バッシングされるのであろうか。恐らく試合そのものよりも、「その周辺の事情について各方面の思惑が交錯している」というのが真実なのではないだろうか。一歩引いて俯瞰してみると良く分かるように思う。

 ちなみに、格闘技で12ラウンド戦うということは、生半可な練習ではとても達成できないことだというのは書いておきたい。自分の経験に照らしてみても、普通の人は1分間戦えるかどうかというのが現実で、3分1ラウンド戦い続けるにも普通は訓練が必要なのだ。K-1などの試合では通常3分3ラウンド(若しくは5ラウンド)であるが、ボクシングに比較して短い時間にも関わらず、終盤にスタミナ切れの選手が見られるのは、それだけハードな動きをしているということである。この点だけ見ても、少なくとも彼が真面目に練習していることだけは間違いない。

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