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2006年9月 6日 (水)

エンタープライズ2.0?

 フィードパス社が米Zimbraと提携して日本展開を行うとの事。Zimbra自体はその筋では有名な会社であるので提携するメリットも分かるのだが、個人的にサイボウズ本体のビジネスと競合すると考えていたので少々意外である。

 この話の要素を挙げてみると以下のようになる。
・企業向けのフロントオフィススイートである
・AJAX技術を全面的に採用している
・マッシュアップを積極的に採用している
・SaaSである
・広告モデルではなく有償サービスである

 特に、

"このように、今後のフィードパスは秋に向けて法人向けに有償でSaaSを展開していくことに注力している。広告モデルで「ロングテール」の「テール」をおさえられるのは広告配信システムを持っている企業だけだ。また、「ヘッド」の部分は、ほとんどヤフーの独占状態にある。我々は広告でポータルのようにコンテンツを提供するのではなく、ツールをSaaSとして提供していくことを柱にしていく考えだ。そのため、広告ビジネスでなく有償で法人に提供していくは自然な流れであると思う。"
Zimbraを核に、法人向けビジネスに挑むWeb 2.0ビジネスのエバンジェリスト - CNET Japan
という洞察は非常に興味深い。

 今後、ソフトウェアのコモディティ化が進むにつれ、価格の低下と販売ボリュームの増大がセットで発生することは概ね間違いないだろう。そのときに、その流れがどこまで行って収斂するのかは現時点では分からない。特に上記では広告モデルをナローパスとして述べているが、広告配信システムを持っていないと思われるmixiやはてななどと競合することを考えた場合、果たしてそれで良いのかどうかは判断が分かれるところだろう。

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