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2007年1月

2007年1月12日 (金)

2ちゃんねる閉鎖問題再び

 またぞろ2ちゃんが閉鎖問題に揺れているようだ。特に西村氏個人の資産差押えはともかくとして、ドメインが差押え対象になっていることで世間が大騒ぎしている。板によっては昼過ぎから人大杉になっていた様子である。

"「2ch.net」ドメインが仮差し押さえの対象になり、近く「2ちゃんねる」(2ch)の閉鎖もありうる──と報道された1月12日、同サイトのトップページのイラストが変更された。"
ITmedia News:そして2chのトップページに……

 ドメインが差押えと聞いて??と思ったので、さっそくwhoisで調べて見ると、

Registrant:
Monsters Inc
#602, 5-12-5
Shinjyuku
Shinjyuku-ku
Tokyo, TK 160-0022
JP

Domain name: 2CH.NET

Administrative Contact:
Nishimura, Hiroyuki info@pan.to
#602, 5-12-5
Shinjyuku
Shinjyuku-ku
Tokyo, TK 160-0022
JP
020-4622-8073 Fax: 020-4622-8073

Technical Contact:
Watkins, Jim dns@nttsupport.com
9629 Evergreen Way suite 202C
Everett, WA 98204
US
425-353-7103 Fax: 425-353-5962

Registration Service Provider:
N.T.Technology inc., dns@nttsupport.com
1-425-259-3201
http://www.maido3.com/
This company may be contacted for domain login/passwords,
DNS/Nameserver changes, and general domain support questions.


Registrar of Record: TUCOWS, INC.
Record last updated on 11-Oct-2006.
Record expires on 22-Jul-2007.
Record created on 22-Jul-1999.

Domain servers in listed order:
NS2.MAIDO3.COM 206.223.147.254
NS1.MAIDO3.COM 206.223.148.254


Domain status: clientDeleteProhibited
clientTransferProhibited
clientUpdateProhibited

という情報が出てきた。

 どうやら、Monsters Incという会社が登録者で、西村氏はその管理者。そして、TUCOWS, INC.という会社がレジストラであるらしい。そしてそのプロバイダはN.T.Technology inc.という会社であることから、ほぼ全てが海外で運営されていることは容易に推察できる。
 #以前からさんざん言われていることではあるが・・・

 果たしてこの状態で、2ch.netのドメインを日本の裁判所が差押えできるものなのか?

 また、トラックバック先の壇弁護士も指摘している通り、ドメインが差押え可能ということは資産という取扱いになるハズだが、当社を含めて企業会計上はドメインを資産計上していないと思われる(ドメイン販売会社は別だが)ので、また微妙な話になるように思われる。

"そもそも、ドメインって執行法上も財産として扱ってもらえるのだろうか?財産として動産なのか不動産なのか債権なのか。それぞれ、手続が違うのであるが考え出すときりがない。執行法というのは、ベテランの弁護士の先生には執行法をろくに知らないという場合もあるくらい、ややこしく使い勝手の悪い法律である。その使い勝手の悪さは、著作権法の比ではない。"
壇弁護士の事務室: ドメインの差押え

 確かに、一部の有用なドメインに対して、買い取りなどの行為があることは良く言われており、「売買可能か?」と聞かれればYesの場合もあるだろう。特に2chの様に非常に有名なサービスを展開しているドメインの場合は販売可能かもしれない。但し、仮に差押えが出来たとしても、あれだけ悪名高いサービスのドメインを競売で落札する者がいるのかどうか、また、落札したとしても、外国ドメインに対して本当に名義書き換えが可能かどうかは難しい問題だろう。個人的な見解では、ICANNが強制執行に従うことは考えにくく、それゆえに競売が成立しないのではないかと思うのだがいかがだろうか。

 いずれにせよ、非常に有効に活用させていただいているネラーの私としては、少なくとも自分が良く行く板だけは存続してほしいと祈るのみである。

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2007年1月10日 (水)

明けましておめでとうございます

 年が明けて10日も経つのに新年のあいさつもないのだが、今年の正月はBlogの更新も含めて仕事をしないようにしていたので、年明けの仕事が落ち着いた本日書くことになってしまった。

 2006年はあっという間に時間が過ぎた感がある。決して順風満帆だったわけではなく、むしろ色々な問題が噴出した年だったが、その失敗により会社が現在抱えている問題点や課題が見えてきたことは収穫と言えると思う。

 特に年末にある方から、自分自身が経営者として抱えている課題について、至極明確なアドバイスを頂いたことには大変感謝している。まさに「目から鱗」という状態だった。自分では分かっているつもりでも、真の重大さが理解できていないとき、メンターの存在価値が非常に重要になることも実感できた。

 今年の3月から始まる2007年度は会社設立8年目にあたり、そろそろ「ベンチャー企業です」というのも憚られる程の時間が経過しているが、起業時の志はまだまだ実現途上である。今年は明確になった課題を一つ一つ丹念に潰してゆき、着実なステップアップを図る年であると考えている。

 ステークホルダーの皆さんには、今後ともより一層のご指導のほどを賜りたい。

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