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2011年4月 6日 (水)

中国が4度目の利上げ

食料品を中心に強烈なインフレに見舞われている中国が、昨年10月以来4度目の利上げを実施しました。

 [上海/北京 5日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は5日、政策金利を引き上げた。なかなか沈静化しないインフレ圧力の抑制を目指す措置で、利上げは今年に入って2度目、昨年10月以降では4度目となる。

 預金準備率も11月以降に6回引き上げられており、中国の指導者らはインフレ抑制が今年の最優先課題との考えを示していた。

 1年物預金金利は25ベーシスポイント(bp)引き上げられて3.25%となり、1年物貸出金利も25bp引き上げられ、6.31%となる。

 実施は4月6日。中国人民銀行は追加利上げについて、ウェブサイト上に掲載した声明で発表した。
UPDATE3: 中国が昨年10月以降4度目の利上げ、3月CPIは上振れの可能性も

中国のCPIは4月15日に発表予定ですが、この直前に25bpの利上げ発表とあって、市場では「3月度CPIが予想を上ブレするのではないか」と囁かれています。

一方、6日付中国証券報では今後数ヶ月以内にCPIが6%に達する可能性があると論評しており、米国のQE2や東日本大震災による影響を加味すると、引き続きインフレ基調が続くとの見方が優勢です。

[北京 6日 ロイター] 6日付の中国証券報は1面の論評で、中国のインフレ率は今後数カ月以内に年率6%に達する可能性があり、金融引き締めの手綱が緩められることはないだろうとの見解を示した。
中国インフレ率、今後数カ月以内に6%に達する可能性=証券報

また、この利上げを受けて人民元は対ドル相場で最高値を記録したり、ユーロや豪ドルが上昇するなど、早速為替市場に影響が広がっています。

 [上海 6日 ロイター] 清明節連休明け6日の上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで5営業日続伸し、取引時間中には2005年7月の元切り上げ以来の最高値を更新した。
 前日に利上げを発表した中国人民銀行(中央銀行)は6日、人民元の対米ドル基準値を元切り上げ以来の最高値に設定した。中国政府が高インフレ抑制に総力を挙げていることを、人民銀の一連の動きは示しているとみられる。
上海外為市場=人民元が対ドルで最高値更新、終値6.5440元

一部の素材・部品市場では、大震災の影響で在庫の奪い合いが起こっているとの説もあり、今後より一層のインフレバイアスが掛かるのは間違いありません。インフレ動向については、国内・国外を問わずに引き続き注視が必要だと思います。

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