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2011年4月15日 (金)

真珠湾じゃないんだから勘弁して欲しい

菅政権が事態を全く掌握出来ていない証拠の一つが明らかにされました。

 東京電力が福島第1原発の低レベル放射能汚染水を4日に初めて海に放出した際、外務省が放出開始後に各国大使館に「今晩この後に放出が行われる予定」とのファクスとメールを送っていたことが13日、分かった。自民党の小野寺五典氏が同日の衆院外務委員会でただしたのに対し、松本剛明外相が「ご指摘の通り」と認めた。

 外相と小野寺氏の話を総合すると、外務省は4日午後4時からの在日大使館向けの定例ブリーフィングで「汚染水が(近く)排出される」と説明。その後、同日中の放出が分かったため、同7時5分に「今晩この後」と伝えるファクスなどを各国大使館に送った。しかし、実際にはその直前の同7時3分に既に放出が始まっていた。
汚染水放出でちぐはぐ通報=開始後に「今晩予定」-外務省

どれだけテンパッているんだと。その一方で、こんな凡ミスをしておきながら「国際法には抵触していない」などと強弁しています。

 枝野幸男官房長官は5日午後の記者会見で、東京電力が福島第1原発の低レベル汚染水を海に放出したことについて「直ちに差し迫った汚染の影響を周辺各国に及ぼすものではない」としながらも、「近隣国はじめ関係国は当然関心が高いと思うので、外交ルートを通じた適切な説明もさらに徹底していきたい」と述べた。

 枝野長官は、国際原子力機関(IAEA)や各国政府に対し、汚染水を放出した4日の段階で報告したと説明。韓国で事前の通報がなかったと反発の声が出ていることに関しては「国際法上、直ちに問題が生じるとは考えていない」と述べ、加盟国に海洋環境保護の義務を課した国連海洋法条約などには抵触しないとの認識を示した。
汚染水放出、各国への説明尽くす=国際法に抵触せず-枝野官房長官

これは将に日本の国益を損ねる行為です。汚染水の海洋投棄自体はある程度仕方がありませんが、少なくとも地元自治体や漁業関係者、及び周辺各国に対する最大限の配慮が求められることは言うまでもありません。こんなしょうもない話を聞くと、太平洋戦争の開戦前夜を思い起こしてしまいます。菅政権はそこまで追い詰められているのでしょうか。

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