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2011年4月20日 (水)

会議ばかりで仕事が進まない

「会議ばかりで仕事が進まない」と言っても、企業経営の話ではありません。菅政権の震災対応についての話です。自民党の佐藤正久参議院議員が、参院外交防衛委員会の質問で使用した資料を開示していましたので、以下に転載してみます。

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こりゃ~、またすごいラビリンス(迷宮)です。「対策本部」だけでなんと8個も存在しますし、菅総理と海江田経産相の名前はそれぞれ4箇所に登場しますよ。

上は、佐藤事務所で作成し、本日の委員会で配布資料とした、今回の組織図だが、○○対策本部、○○対応本郡という組織が、乱立しており、どこのセクションが何をやっているのか、その○○本部の間の調整を誰が担っているのか、よくわからない。

昨日、この組織図を作成するために、関係省庁にも聞いたが、各省庁の官僚もあまり理解をしていない様子。結局、指揮系統が不明確であり、責任の所在もわからない。

原発災害に伴う風評被害はどこが所掌なのか、原子力経済被害対応本部と原子力被災者生活支援チームの違いは、原子力損害賠償紛争審査会は誰の指揮下なのか、委員会質疑で、これらの点を質したが、明確な答弁もない。

途中で、質問をするのをやめようかと思ったぐらい、政府に全く責任感が感じられない。
本日の外交防衛委員会、震災対処について聞く

佐藤議員もこのように指摘していますが、これでは対策が一向に進まないのも道理です。これだけ会議体が存在すると、週一で会議やるだけでも関係者のスケジュールは一杯なのではないでしょうか。案の定、政権与党からもバッシングされまくっています。

 民主党の桜井充財務副大臣は19日、自身のメールマガジンで、菅直人首相について「交代させろという声が出るのは当然だ」と批判した。内閣の一員が首相退陣論を是認した形で、菅内閣は政権末期の様相を呈している。

 桜井氏は、18日の参院予算委員会での脇雅史・自民党参院国対委員長の質問について「委員会の質問のお手本のような内容。民主党政権の問題がどこにあるか浮き彫りにしていた」と絶賛。その上で「組織とは、その組織の目的、携わる人の権限、指揮命令系統などが明確でなければ動かない。この基本的な動作ができていないことが、民主党政権の問題だ」と、政府の震災対応を暗に批判した。
財務副大臣が首相批判 「首相交代論は当然」

これに対して、さすがにこの状況はマズイと感じたのか、菅総理も反省の弁を述べているようです。

 菅直人首相は19日午後、民主党の田中慶秋衆院議員らと首相官邸で会い、東日本大震災と福島第1原発事故に対応するための組織が乱立していることについて「整理して分かりやすくする。全体的な組織の見直しをしていきたい」と述べた。
 田中氏は「組織ばかりつくればいいものではない。スリムでスピードのある組織で取り組んでほしい」と要望、首相は「その通りだ」と応じた。(2011/04/19-19:12)
震災対応組織「整理したい」=菅首相

自ら組織を乱立させて、批判を浴びると即座に整理する。いや~、さすがに管さんはイイ仕事してますね(遠い目)

「その通りだ」じゃないですよ。頼むから早く辞めてください。

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