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2011年7月 7日 (木)

中国が3度目の利上げ

中国が今年3度目の利上げを発表しました。

 7月6日(ブルームバーグ):中国人民銀行(中央銀行)は今年3回目の利上げに踏み切った。2008年7月以来の高水準に達したインフレに対応する。

  人民銀が6日ウェブサイトで発表した。それによると、1年物の貸出基準金利は0.25ポイント引き上げられ6.56%となる。1年物預金金利も0.25ポイントの利上げで3.5%となる。新金利は7日から適用。それぞれ6.31%と3.25%から引き上げる。

  市場では金融引き締めにより中国経済が減速し、世界経済への逆風が強まるとの懸念が高まった。JPモルガン・チェースとHSBCホールディングス、バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチは今回が今年最後の利上げになるとの見方を示した。アナリストらは6月に6%を超えたとみられるインフレ率が、低下に向かうと予想している。
中国が今年3回目の利上げ-08年7月以来の高インフレに対応 (2)

アナリストはこの利上げで物価上昇率が緩和されると予想しているようですが、私はちょっと甘いのではないかと思っています。上がったとはいえ、預金金利は3.5%にしか過ぎませんので、6%超のCPIと比較すると預け損になってしまいます。中国人はどちらかというと現物主義なので、あまり銀行預金を信用していません。従って、「それならばさらに金を借りて投資をしよう」という思考パターンを予想します。

この状況を打破するには、現行CPIを大きく超える設定金利が必要だと思いますが、果たして中国の金融当局はそこまで自信を持って踏み込めるか? 個人的には無理だと思いますがねぇ。

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