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2011年7月 8日 (金)

化学肥料分野でも中国が問題に

以前のエントリで中国が化学肥料の輸出制限を始めたことに触れましたが、アンモニアや尿素についても価格急騰という記事が出ていました。

 アンモニア、尿素の国際市況が急上昇している。最近1カ月で1トン当たり約100ドル値上がりした。背景には世界的な食糧需要増加にともなう肥料の高騰という傾向に加え、世界最大の尿素輸出国である中国からシーズンに入っても海外市場へ製品が出てこないという事情がある。中国では今年、石炭の電力向け需要が伸びているために、アンモニア、尿素製造用に回らなくなっている。今年の中国の尿素輸出量は2010年の700万トンから200万トンと約7割も減少するとの予測も出ており、市場に深刻な影響を及ぼしそうだ。
アンモニア・尿素 国際市況が急上昇、1カ月で100ドル

中国は先日レアメタルの輸出規制についてWTO違反を認定されたばかりですが、次のラウンドは化学肥料分野になるのでしょうか?

 [ブリュッセル/ワシントン 5日 ロイター] 世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は5日、中国による一部鉱物資源の輸出規制はWTO協定に違反するとし、米国や欧州連合(EU)、メキシコの訴えを認める判断を示した。

 WTOの判断について中国は遺憾を表明。今後上訴するとみられている。

 WTOは声明で、輸出規制は資源および環境保護目的だとする中国側の主張を退けた上で、「中国の輸出関税は、同国が加盟議定書で同意した確約内容と一致していない」と指摘。「一部原料に対する中国の輸出割当についても、WTO規則と矛盾している」と断じた。
中国のレアアース輸出規制、WTOパネルが違反認定

やはり、昨秋から米国が本格的に中国包囲網の構築に取り掛かっている感があり、世界は80年代の日本のように「太らせてから食べる」コースに向かっているのかもしれません。

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