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2011年9月 1日 (木)

アパレルの最後が皆同じなのはなぜなんだぜ

また一つ、アパレルメーカーさんが逝かれました (-∧-)合掌・・・ 。まあ、109の女性服ブランドなんで私個人には何の影響もないのですが、それにしても今年はアパレルがバタバタ倒れている感があります。

(株)ララ・プラン(TDB企業コード:984746215、資本金4000万円、東京都渋谷区道玄坂2-16-4、代表小松健樹氏、従業員330名)は、8月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

(中略)

 当社は、1982年(昭和57年)12月創業、85年(昭和60年)10月に法人改組された婦人服及び同洋品雑貨の小売業者。94年6月に、10代後半~20代前半をターゲットとした小売店「LOVE BOAT」1号店(渋谷109)を開設したのを皮切りに、小売店「LB=vL.D.S~LOVE DRUG STORE」など積極的に多店舗展開を推進。当初は、都内の渋谷・新宿のみの展開であったが、ブランド知名度の向上、業容の拡大に伴い、札幌、横浜、名古屋、大阪、福岡など地方都市への集中出店を進め、2009年3月時点で約100店舗を展開していた。

 2003年2月期には年売上高約74億1400万円を計上し、ニューヨークの人気デザイナー、アメリカの人気歌手とのコラボレーション、メジャーリーグとのライセンス商品などが好評を博し、シブヤ系ファッションの先駆者的存在として、とりわけ若い女性層に圧倒的な支持を獲得。この間、店舗やブランドの統廃合を進めて営業基盤を確立し、2009年2月期の年売上高は約125億4300万円に伸長していた。

 しかし、事業拡大に伴う先行投資から有利子負債の増大により財務体質が脆弱化。そうしたなか、2008年のリーマン・ショックの影響から金融機関の与信判断が厳格化したことで資金調達が困難となり、弁済計画を見直すとともにリストラを行っていた。その後も、ファストファッションの台頭など市場環境の悪化から売り上げが急減。今年3月に発生した東日本大震災の影響もあり売り上げ減少に歯止めがかからず、恒常的な資金不足に陥り、自主再建を断念した。
ララ・プラン(渋谷系ファッション「LOVE BOAT」など展開)民事再生法を申請

アパレルの破綻と言えば、今年初めにNIGO氏率いるBAPEが捨て値(2.3億円)で香港企業「I.T Limited」に売却されたニュースも驚きました。

 香港を中心にセレクトショップを運営する「I.T」が、「A BATHING APER(ア ベイシング エイプR)」を展開するノーウェアの発行済み株式の90.27%をノーウェア代表取締役である長尾智明(NIGOR)氏らから取得し同グループの子会社とすると発表した。「I.T」は2010年末に「I.T BEIJING MARKET」の地下に「BAPE STORER(ベイプ ストアR)」の中国2号店をオープンしている。
香港企業「I.T」がA BATHING APERを買収

上記の記事には記載されていませんが、2006年に75億円あった売上も2009年には50億円と急減し、それまでの拡大戦略が裏目にでる形で資金繰りが厳しくなっていったとのこと。売却時のBAPEの負債は、借入金25億円と未払賃料17億円を含めて43億円余りあり、実質的に債務超過の状態だったようです。

両社とも以下の点が共通しています。

  • 若年層ターゲット
  • ピーク時売上が100億円前後
  • 過小資本
  • 銀行借入で積極出店
  • リーマン・ショックで売上急減
  • リストラが間に合わず、金詰りで終了

要するに「大きなチャリンカー(自転車操業)」ということです。もう少し出店頻度を落として、借入比率を低めに推移させていれば、それ程ダメージを受けなかったのかもしれませんが、そこはやはり人気商売。「鉄は熱いうちに打て」、とばかりに突っ走ってしまうのでしょう。なんか、PCショップの破綻と同じく業界のテンプレな気がします。

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