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2011年9月 7日 (水)

中国の挑発には倍返しを

昨年の尖閣事件から早1年、中国は反省するどころか、日本政府の足下を見て挑発行為を繰り返しています。

 中国空軍の戦闘機が8月中旬、東シナ海の日中中間線を越え、海上自衛隊の情報収集機を追尾していたことが6日、分かった。中間線より日本側で戦闘機による威嚇が明らかになったのは初めて。昨年9月の沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件以降、日本領空に接近する中国機は急増しており、第1列島線(九州-台湾-フィリピン)の制海・制空権確保に向け、空軍の戦闘力強化も本格化させたとみられる。

中国戦闘機が海自機を追尾するのが確認されたのは8月17日頃。中間線付近の上空を南下していた海自の電子偵察機EP3と画像データ収集機OP3をマークしてきた。

 戦闘機は日本の防空識別圏に侵入した上、中間線も越えてきた。南下を続ければ尖閣諸島に近づく恐れもあり、航空自衛隊が那覇基地のF15戦闘機を緊急発進(スクランブル)させると中国方面に戻った。戦闘機は、Su27かSu30という。
中国軍機、中間線越え海自機追尾

南沙諸島の紛争を見ても分かる通り、中国政府はパワーゲームの世界に生きており、反戦平和などという左翼特有の幻想とは無縁の存在です。彼らが理解するのは軍事・政治・経済というパワーのみであり、日本人のナイーブな世界観は一切通用しません。逆に言うと、軍事・政治・経済的な圧力には極めて敏感に反応する体質ですので、尖閣諸島問題に関しても、日本は明確な態度を示すことが重要と思われます。

具体的には、魚釣島か久場島に防空レーダー基地を建設し、短SAMを配備するべきでしょうね。一部には「日本版海兵隊」の配備を唱える方もいるようですが、上陸作戦の前には制空権の制圧が必要となりますので、レーダー+短SAMの方がずっと効果的です。一足飛びの配備に軍事衝突リスクがあるというのであれば、正式に検討するだけでも手札として十分に効果があると思います。

そもそも中国は、片手で握手しながら反対の手でパンチする外交を得意としていますので、こちらも「日中友好」、「経済協力」を唱えつつ、防衛力増強については粛々と進めることが肝要です。くれぐれも、竹島の二の舞は避けるべきです。

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